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2016年、中古マンションの相場はどのように変動しているのか

2016年、中古マンションの相場はどのように変動しているのか

 

新築マンション価格の高騰傾向が続いていますが、販売件数や成約率に関しては2016年のデータを見ると、下落傾向にあります。

価格の、高騰に消費者がついていけなくなったのか、海外の富裕層の売り抜けが一段落したのかなど様々な要因が考えられますが、中古マンションに流れる消費者も増えているようです。
不動産売買サイトのレインズを運営する、公益財団法人東日本不動産流通機構の発表によると2015年度の中古マンション市場は、価格、販売件数共に上昇しており、新築マンションの購入層が比較的割安中古マンションを購入するようになったとも考えられます。

2016年度に入ってもその傾向は変化を見せず都内、特に23区では中古マンションの価格は漸増しているようです。

 

では実際にどの程度価格の上昇を見せているのかHowMaの機能を用いて確認してみましょう。
HowMaでは自宅や知りたい場所の住所を登録しておけば、その周辺の実際の取引事例を確認することができます。

この機能を用いれば取引事例から、2015年、そして2016年の具体的な変化が見て取れます。

 

麻布十番

ここでは都内23区で人気のエリアを調べてみました。
まず日本で最も地価が高いエリアである、港区の麻布十番周辺です。
HowMaの取引事例で2016年、2015年それぞれ10件ずつ無策に中古マンション取引事例を抽出し、その平方メートルあたりの単価を比較してみます。

 

 

麻布十番

  ㎡単価(万円)

前年比

2016

178.3

125.8%

2015

141.7

 

結果は上記のようになりました。

日本で最も地価が高い港区だけに、その平方メートルあたりの単価も非常に高くなっています。

2015年でもかなりの水準ですが、2016年になってもその勢いは止まらず、まだまだ高騰を続けそうな雰囲気です。

 

渋谷

次にこちらも非常に地価が高いエリアである渋谷駅周辺を調べてみます。芸能人などが多く住むエリアであり、高級なマンションも数多く建っています。
 

渋谷

  ㎡単価(万円)

前年比

2016

148.8

144.8%

2015

102.8

 

2015年に比べて2016年は顕著に価格が上昇しています。

これは2015年の麻布十番の水準以上のものであり、渋谷にもかなりの高騰の波が押し寄せていることが伺えます。

 

新宿

次は交通の便に関しては右に出るものがなく、オフィス街も近い新宿です。

日本一の乗降車数を誇る駅だけに、かなりの地価となっています。

 

新宿

  ㎡単価(万円)

前年比

2016

98.2

116.7%

2015

84.1

 

あまり高級なマンションが多いというイメージがないのか、価格だけ見れば麻布や渋谷には劣る結果になっています。

しかし新宿もかなりの勢いで価格が上昇しており、一段落といった傾向が見えません。

 

池袋

次は新宿に次ぐ乗降車数を誇る池袋です。

東京西部や埼玉県各所へのアクセス性も良い駅であり、通勤にもよく利用されます。

 

池袋

  ㎡単価(万円)

前年比

2016

93.5

122.0%

2015

76.6 

 

 

これまで紹介してきたエリアの中では最も平方メートル単価が安く、2015年のデータだけ見れば、利便性の割には格安とも言えそうですが、2016年にはかなりの上昇率を見せています。

東池袋駅周辺に区役所が移転し、その周辺に多くのマンションが建てられていることも影響しているのかもしれません。

スカイツリー周辺

最後は比較的地価が安いエリアとして知られる墨田区から、スカイツリー駅周辺のデータです。

  ㎡単価(万円)

前年比

2016

65.2

96.1%

2015

67.8

 

スカイツリーができた2012年前後はかなりの地価の上昇を見せたようです。

ここまで紹介したエリアでは唯一の下落という結果になりました。

スカイツリーができた直後のブームが一段落をして、適正価格に追いついてきたのかもしれません。

それでも2015年は池袋に近い平方メートル単価であり、下町と言われたエリアまでかなり地価が高騰していることが伺えてきます。

 

都内の人気エリア、交通の便が良いエリアにおいては、2016年も中古マンション価格は高騰の一途であり、その上昇の勢いが衰える傾向はまだ見てきていないようです。

一方で2012年前後にかなりの高騰を見せたスカイツリー周辺の価格が落ち着きを見せていることから、高騰する要因が生まれて3年ほど経過すれば不動産価格は安定を見せる、そんなことが言えるのかもしれません。

相続税対策、マイナス金利政策など2015年には不動産投資の追い風になる出来事がありましたが、そこから2,3年は勢いが持ち、しばらくすると停滞する、そんな先行きになることも予想できそうです。

執筆者情報

HowMaマガジン 編集部
「不動産の売却」に役立つ情報を発信するHowMaマガジンの編集部です。売却のノウハウや知識はもちろん、誰でも気軽に不動産の売買相場価格をチェックできるサービス「HowMa(ハウマ)」が算出するデータなどもお届けしていきます。
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